Tuesday, June 2, 2026

高校の美術部のみんなで

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高校の美術部のみんなで、絵画コンクールの展示会に足を運んだ時のことです。

kejadian ini berlaku ketika kami, ahli Kelab Seni Lukis melawat Pertandingan Melukis Peringkat Daerah.

会場を見て回っていると、部長の瑛子が「あれ? 私と葵の作品だけなくない?」と言い出しました。確認してみると、確かに他の部員たちはみんな佳作に入賞して絵が飾られているのに、私と瑛子の絵だけが見当たりません。
私は今回、かなり気合を入れて描いていたので、佳作にすら選ばれなかったことにひどくショックを受けていました。しかし、そんな私とは対照的に、瑛子はなぜか得意げな表情を浮かべていました。
「葵はともかく、私は入選してるからここにはないのよ! 佳作くらいで喜んでるの? これだから凡人は!」
彼女は他の部員たちに向かって、そんなふうにマウントを取り始めたのです。確かに瑛子は部長だけあって絵が上手いので、私も「そういうことか」と半ば諦めモードでした。
そのまま上機嫌な瑛子を先頭にして、私たちはいよいよ入選作品のコーナーへと向かいました。ところが、そこを探しても瑛子の絵はどこにもありません。
「私、入選じゃないの!? も、もしかして特選……!?」
目をキラキラさせてさらに期待を膨らませる瑛子。するとその時、部員の椎奈が私のもとに駆け寄ってきて、「葵の絵、あっちにあったよ!」と教えてくれました。
それを聞いた瑛子は、「あっちは参加賞の展示でしょ? ああ、キッズ部門だったかしら?」とニヤニヤしながら馬鹿にしてきました。しかし、椎奈に案内されて見に行った先にあったのは、なんと『特選』に選ばれ、堂々と飾られている私の絵だったのです。
「葵先輩すごい!」「やったね葵!」とみんなが私を祝福してくれる中、ふと後ろを振り返ると、そこには信じられないものを見るような目をした瑛子がいました。
「嘘……! 嘘だと言って……!」
その顔は、まるでムンクの『叫び』そのものでした。
その後、会場をさらに見て回っていると、参加賞のコーナーの隅っこに、瑛子の絵がチマッと展示されているのを発見しました。私はここぞとばかりに、「賞がもらえて良かったね〜」と笑顔で言ってやりました。
それ以来、美術部で瑛子の姿を見た者は誰もいません

小学校のクラスで私の隣の席だったユイちゃんは、毎日給食を何杯もおかわりしていました

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 小学校のクラスで私の隣の席だったユイちゃんは、毎日給食を何杯もおかわりしていました。それなのに彼女はとても痩せていて、クラスの男子からは「あんなに食べるのにお前ガリだな」とからかわれることもありました。

気になった私が「どうしてそんなに食べるの?」と聞いてみると、ユイちゃんはうつむきながらこうつぶやきました。
「朝と夜、あまり食べられなくて……。今日もお母さんは仕事だから、夕食はパンだけだろうな……」
その日、家に帰ってから母にユイちゃんの話をすると、母はすぐにユイちゃんのお母さんに連絡を取ってくれました。ユイちゃんのお母さんは、「お金がなくてパート三昧で、日々の生活で手一杯なんです」と事情を話してくれたそうです。
翌日、母はたくさん唐揚げを作ってタッパーに詰め、「これ、家で食べてってユイちゃんに渡して」と私に託しました。学校でユイちゃんに渡すと、彼女は「えっ、ありがとう!私、唐揚げ大好きなの……」と、ポロポロと涙を流しながら受け取ってくれました。
その次の日、ユイちゃんとお母さんが揃って我が家にやってきました。ユイちゃんは「美味しい唐揚げありがとう!」と満面の笑みで空のタッパーを返してくれました。ユイちゃんのお母さんは「お手数をおかけして本当にすみません」と恐縮していましたが、私の母は笑顔でこう答えました。
「好きでやっていることですから気にしないでください。実は私も、子供の頃は貧乏でお腹を空かせていたんです。だから、子供にはお腹いっぱい食べさせてあげたくて」
そう言って母は、また新しいおかずを詰めたタッパーを渡し、「これからも作りますからね」と優しく微笑みました。
それから1年が経った頃、再びユイちゃんと彼女のお母さんが我が家を訪ねてきました。
「正社員になって収入が安定したので、もうおかずを作っていただかなくても大丈夫です。本当にありがとうございました」
ユイちゃんのお母さんはそう報告し、これまでのおかず代を包んで渡そうとしました。しかし母は、「そのお金はユイちゃんのために使ってあげてください」と決して受け取りませんでした。
すると、ユイちゃんが「じゃ、じゃあこれ食べて!おばちゃんの真似して作ってみたの!」と、唐揚げがいっぱい詰まったタッパーを差し出してくれたのです。
その日の晩、もらった唐揚げを家族みんなで食べました。母は「すごく美味しいわ」と目を細め、本当に嬉しそうにその唐揚げを頬張っていました